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セラフィナイトとセラフィタ [天然石]

serafinight.jpg

セラフつながりで…

天使とつながる石は色々ありますが、このセラフィナイト、マットなモスグリーンにシルバーホワイトで天使の羽根を連想させるふが入ってます。
近来市場に出てきた石で、私、ひそかに
「これ、昔は単に『大理石』っていってなかったかー?」
って疑ってたりするのです。(爆)

他の天使系の石の、空の青のセレスタイトやマリアブルーのエンジェライト、白く半透明のセレナイト等の繊細で華やかな感じを思うと、一見地味にさえ思える石です。
他の石が、ややもすると地上約15cmにフワフワと浮かんでいる気分に誘うのに比べ、自然なグラウンディングがあり、「地に足をつけたまま、幻想の世界を垣間見る。」という感があります。
そして、とても波動がやさしく、主張せず、すーっと染み込んで来るのも特徴です。
似たようなマチエールといわれるものに、紫の石チャロライトがありますが、あの強さを思うとまったくの別物ですね。

この石を見るといつも、昔読んだバルザックの『セラフィタ』という小説を思い出します。
(大好きなフラ・アンジェリコの表紙です。)
北欧のフィヨルドで、男性には聖なる乙女セラィフィタ、女性には優美にして頼りがいのある男性セラフィトスと映る人物?の話で、スウェデンボルグやセラフィムの概念をモチーフにして書かれたそうです。
細かいところはけっこう忘れたけど、最初の場面のフィヨルドの描写と、高い尾根をすべるように、飛ぶように女性の手をひいていくセラフィトスの描写をありありと想像し、そのイメージとなぜかこの石、セラフィナイトはぴったりとはまるのです。
この石を命名した人、もしやこの小説が念頭にあったのではないかしら。
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