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私的イザナギ・クエスト その2『小戸』 [神社・仏閣]

前回からの続きです。

小戸のヨットハーバー横にある公園へ足を踏み入れると、夏休みという季節柄、家族連れでにぎわっていました。
波打ち際では水着あるいは下着姿になって遊ぶ子供たち。
木陰ではバーベキューを楽しむ大人たち。
市の公園施設という場所柄か、海の家などはないので、本格的に水着で泳いでいる大人はあまり見えませんでしたが、皆、楽しそうにしていました。
ただ、海の家という商業施設がないからか、海岸はかなりゴミも浮いていて、綺麗な海とはいえないのが残念でした。

少しだけ、波打ち際でサンダルを脱いで歩き、さらに奥の方へ歩いていきました。
すると、公園の中央付近に鳥居が見えました。

odojinjya.jpg

近づいて見ると来歴の看板が立っています。
『小戸大神宮』

odoyurai.jpg

ここにはやはり、『祓詞』への言及が見られるイザナギみそぎの場所として、神社があったのでした。

子供と一緒に鳥居をくぐってさらに登っていくと、丘の上付近に、大神宮の名前とは程遠いというくらい、小さなちいさな、お社があったのでした。

お参りして帰りに、もう一度波打ち際の比較的水のきれいな所を探して足をつけて、冷たさを味わいふと振り返るとその場所は、鳥居からまっすぐに海へ降りてきた場所だったのでした。
古代の癒しの場所を、ひととき垣間見る気がしました。
その後、去年の9月、この公園は思わぬ形で全国に有名になりました。
小戸公園で亡くなった子供が発見された事件です。
この地に引っ越して来たばかりの母親が、この地の来歴も知らず、罪を隠そうと試みた結果でした。

それ以来、やはりこの地に行きづらく感じてしまいます。
私たちは、知らずのうちに大事なものをそまつにしている事がないでしょうか。
この土地が浄化され、皆の安らげる場所へとなるよう、心から祈っています。
これを見た皆様も、ひとときの祈りをぜひお願いいたします。
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